ブライダルジュエリー セッティングで探すブライダルリング
セッティングで探すブライダルリング
無色透明なダイヤモンドは、留め方ひとつでジュエリーとしての顔が変わります。婚約指輪でいちばん有名なのは6本爪のティファニーセッティングですが、これは100年以上前に開発された留め方です。それからいろいろなセッティングが研究され、ダイヤモンドの魅力をさらに広げています。そこに注目しながら自分に似合うセッティングのリングを探すのも面白いと思います。
写真上から
プロングセッティング(2点)
別名「立て爪」です。同じタイプの下のものとは表情が違いますが十分に光を取り入れるのは同じで、どちらも強く輝きます。(デビアス)
プロングセッティング(4点)
4本爪のプロングはすっきりしていて、ソリテール(一粒の石を意味します)の魅力を存分に伝えるセッティングです。(ハリー・ウィンストン)
プロングセッティング(5点)
一般的なセッティングですが、爪の周りのデザインを変化させることでシャープにもエレガントにも。ダイヤの輝きを最も引き出す留め方なので、人気があります。(メレリオ・ディ・メレー)
プロングセッティング(6点)
6本爪のプロングセッティングを上から見てみました。ラウンドブリリアントの輝きはひと際きれいです。(ミキモト)
チャネルセッティング
別名レール留め。エタニティによく用いられるセッティングで、高さがないので、デイリーユースのリングにぴったり。(ハリー・ウィンストン)
ベゼルセッティング(枠で囲む覆輪留め)
ラウンドのダイヤモンドをプラチナやホワイトゴールドで囲む手法。貴金属のデザインとダイヤモンドの輝きが一致すると、迫力のあるジュエリーになります。(ブシュロン)
インビジブルセッティング
スクエアカットの石を隙間なく留め、爪を見せない方法。大きな宝石のように見えるのが特徴です。(ベルシオラ)
パヴェセッティング
フランス語で「石畳」を表すパヴェ。メレダイヤを隙間なく、均一にセットする方法は想像以上に難しく、またすべてのメレダイヤの品質が同じクラスのものでないと、きれいに輝きません。上質なパヴェは、大きな一粒ダイヤのように光を放ちます。(ジュエリーハナジマ)
テンションセッティング
ドイツの老舗ブランド、ニーシングが1979年に開発した画期的なセッティング。地金の張力(テンション)によってダイヤモンドを支えています。横から見ると、ダイヤがまるで中に浮いているように見えます。クールな美しさのある留め方です。(ニーシング/ニーシング東京)
バーセッティング
直線的な貴金属で両脇を固定して繋げるセッティング。プラチナやイエローゴールドの貴金属とダイヤモンドの輝きが一体となったところに魅力があります。(ハリー・ウィンストン)
BRIDAL JEWELRY 2012
バーセッティング