カルチャー&プレゼント プッチーニの名作、オペラ「ラ・ボエーム」

パリの若者たちの甘くて切ない青春オペラ「ラ・ボエーム」が、2016年11月17日(木)~30日(水)新国立劇場で上演 【全4幕〈イタリア語上演/字幕付〉】

季節は秋、お出かけするのが楽しい時期がやってきました。芸術の秋らしく、この秋はオペラを観に出かけてみませんか? 若者たちの儚い恋を描いたオペラ「ラ・ボエーム」が東京・新国立劇場で上演されます。「ラ・ボエーム」は世界中の劇場で頻繁に上演されるほどの人気で、雑誌「音楽の友」の読者アンケート(2011年)の“好きなオペラ”で堂々の第1位を獲得しました。オペラは難しそうというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、「ラ・ボエーム」はストーリーが分かりやすく、美しい旋律の音楽が多いので、オペラ初心者の方にもおすすめです。

舞台は19世紀のパリ。クリスマス・イブの夜、屋根裏部屋で生活する貧しい詩人ロドルフォが一人仕事をしていると、隣人のミミがろうそくの火を分けてほしいと現れ、2人はたちまち恋に落ちます。仲間の画家マルチェッロも元恋人ムゼッタとよりを戻し、若者たちは恋を謳歌しますが……。注目は1幕のロドルフォとミミが出会うシーン。「冷たき手を」を歌うロドルフォに、「私の名はミミ」と自己紹介するミミのシーンはオペラの中でも最も美しい愛の名場面と言われています。カルチェ・ラタンの賑わいを描いた豪華な2幕や、雪の降りしきる中、別れを決意した恋人たちの美しくも悲しい四重唱、そして涙のラストシーンと、見どころ、聴きどころは数えきれないほど。粟國淳の演出で、若者たちの夢と挫折を描いたオペラは深い感動を誘います。

キャストは青春ドラマにふさわしく、フレッシュな顔ぶれが揃いました。ミミ役は、ルーマニア出身のアウレリア・フローリアン。近年パルマ王立歌劇場などで頭角を表している注目の若手ソプラノです。ロドルフォ役は、伸びやかな高音と舞台姿で人気のイタリア人テノール、ジャンルーカ・テッラノーヴァ。マルチェッロ役は、スカラ座をはじめ世界の一流歌劇場で活躍するファビオ・マリア・カピタヌッチです。日本人歌手陣の石橋栄実、森口賢二、松位浩ら実力派にも期待が高まります。指揮は、ベルギー・ワロニー王立歌劇場音楽監督を務めイタリア・オペラに定評あるパオロ・アリヴァベーニです。旬の歌手との新たな出会いを楽しみましょう。
Text=Machida Akemi

平成28年度(第71回)文化庁芸術祭主催公演 新国立劇場
2016/2017シーズンオペラ プッチーニ 「ラ・ボエーム」
(全4幕<イタリア語上演/字幕付>)

スタッフ
[指揮] パオロ・アリヴァベーニ
[演出] 粟國 淳

キャスト
[ミミ] アウレリア・フローリアン
[ロドルフォ] ジャンルーカ・テッラノーヴァ
[マルチェッロ] ファビオ・マリア・カピタヌッチ
[ムゼッタ] 石橋栄実
[ショナール] 森口賢二
[コッリーネ] 松位 浩
[ベノア] 鹿野由之
[アルチンドロ] 晴 雅彦
[パルピニョール]寺田宗永

■公演日程  2016年
11月17日(木)19:00/20日(日)14:00/23日(水・祝)14:00/26日(土) 14:00/30日(水)14:00

■会場
新国立劇場 オペラパレス 東京都渋谷区本町1-1-1
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/

■チケット料金
S席:23,760円 A席:19,440円 B席:12,960円
C席:7,560円 D席:4,320円 Z席:1,620円

■チケットの予約・お問い合わせ
新国立劇場ボックスオフィス TEL 03-5352-9999(10:00~18:00)
http://pia.jp/nntt/

写真、すべて
「ラ・ボエーム」2012年公演より/撮影:三枝近志

English Site
http://www.nntt.jac.go.jp/english/

オペラ プッチーニ「ラ・ボエーム」 新国立劇場拡大

オペラ プッチーニ「ラ・ボエーム」 新国立劇場拡大

オペラ プッチーニ「ラ・ボエーム」 新国立劇場拡大