カルチャー&プレゼント マリー・アントワネット展

「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」10月25日~2月26日、東京・森アーツセンターギャラリーで開催

フランスの歴史を語る上で、最も神話的な人物と言われているのは王妃マリー・アントワネットでしょう。彼女はオーストリアで生まれ、わずか14歳でフランスのルイ16世に嫁ぎ、革命の波にのまれ37歳で断頭台の露と消えた激動の人生を送りました。浪費家で自由気まま、スキャンダルなエピソードなど、マリー・アントワネットはこれまでも小説やハリウッド映画に取り上げられてきましたが、彼女の生涯は謎に包まれたまま。そんなマリー・アントワネットの真実に迫る最大規模の展覧会が、東京・六本木ヒルズ 森タワー52階・森アーツセンターギャラリーで開かれます。本展は、ヴェルサイユ宮殿が企画・監修する日本で初めてのマリー・アントワネットに関する展覧会で多くの注目を集めています。

展示されるのは肖像画の他、王妃が愛用した食器や漆器、家具、身に着けた衣服、そして革命期の資料など、美術的、歴史的に貴重な品々200点あまりにのぼります。いくつもの肖像画には当時ファッションリーダーとして圧倒的な存在感を放っていたマリー・アントワネットの麗しい姿が残されています。当時の最新のアクセサリーに贅をつくしたドレス、髪の毛を高く盛って派手な飾りをあしらった彼女の華やかな宮廷での生活ぶりが伝わってきます。

マリー・アントワネットは装飾品を愛しました。日本の漆器もコレクションし、母から贈られた小箱の他、自らパリの美術商から買い集めヴェルサイユ宮殿には70点ものコレクションが残されており、今回はその一部が公開されます。また、幽閉生活時期に着ていた白のシュミーズや黒いヘアバンド、断頭台に上がる時に脱げたとされる靴も含まれています。マリー・アントワネットの最期の日々がどんなふうだったか、しみじみと胸に迫るものがあります。

そして最大の見どころは、ベルサイユ宮殿の中庭に面する、宮殿1階にある王妃のプライベート空間、「プチ・アパルトマン」の再現です。マリー・アントワネットは長女の近くで生活したいと、子供部屋の近くに浴室・図書室・居室の3室を作りました。彼女が実際に使った椅子や浴槽など、原寸大で再現するのは史上初の試みです。家具や壁の装飾に至るまでマリー・アントワネットの好きだった色や好みをそのまま反映させたプライベート空間は、まるでヴェルサイユ宮殿に足を踏み入れたような臨場感を味わえます。現在残っていない図書室は設計図をもとに、バーチャルリアリティで蘇らせました。マリー・アントワネットが暮らしたという空間を、東京・六本木でぜひ体感してみましょう。
Text=Machida Akemi

[東京]
■ 会期 2016 年 10 月 25 日 (火) ~ 2 月 26 日 (日) *会期中無休
■ 東京・森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)

東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
TEL 03-5777-8600(ハローダイヤル)
www.ntv.co.jp/marie/

 

 

PRESENT

抽選にて読者5組10名様に東京・森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)で開催される『マリー・アントワネット展』の招待券(2枚1セット)をプレゼントします。

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応募先:応募フォームより必要事項をご記入の上、ご応募ください。

締め切り: 2016年9月15日

招待券の発送をもって、当選者の発表とさせていただきます。

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アンドレ・バセ《マリー・アントワネットのヴェルサイユ到着》1770 年 ヴェルサイユ宮殿美術館 ©Château de Versailles

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エリザベト=ルイーズ・ ヴィジェ・ル・ブラン《フランス王妃 マリー・アントワネット》1785年 ヴェルサイユ宮殿美術館 ©Château de Versailles (Dist. RMN-GP)/ ©Christophe Fouin

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エリザベト=ルイーズ・ ヴィジェ・ル・ブラン《ゴール・ドレスを着たマリー・アントワネット》1783 年頃 ワシントン・ナショナル・ギャラリー Courtesy National Gallery of Art, Washington

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エリザベト=ルイーズ・ ヴィジェ・ル・ブラン《マリー=テレーズ・シャルロット・ド・フランス、通称マダム・ ロワイヤルとその弟の王太子ルイ・ジョゼフ・グザヴィエ・ フランソワ》 1784年 ヴェルサイユ宮殿美術館 ©Château de Versailles (Dist. RMN-GP)/ ©Christophe Fouin

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シャルル・オーギュスト・べメールとポール・ バッサンジュの原作に基づく《王妃の首飾り(複製)》1960-1963年 ヴェルサイユ宮殿美術館 ©Château de Versailles (Dist. RMN-GP)/ ©Jean-Marc Manaï

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ウィリアム・ハミルトン《1793年10月16日、死刑に処されるマリー・アントワ ネット》1794年 ヴィジル、フランス革命美術館 ©Coll. Musée de la Révolution française/ Domaine de Vizille