BJ EYE ゴールドスミス・フェア

1300年から続く貴金属の専門集団

ゴールドやシルバー、プラチナなどの商品には、ホールマークという純度を証明する記号が商品の裏側に刻印されているものがあります。ホールマークとは、金属製品の信頼の証です。国によってデザインが異なり、日本の造幣局が発行するホールマークは「日の丸」が目印です。

日本でホールマーク制度が開始されたのは1929年。ホールマークは任意の制度なのですべての商品に付ける義務はなく、ジュエリーでは大抵、貴金属の種類を示すPtやK18が刻印されています。しかし、制度が制定される以前は、ゴールドなのかプラチナなのか不明のものや、偽造も少なくなかったのです。

数十年前に祖母や母がはめていたリングを受け継ぎ、サイズ直しする際に、プラチナだと思っていたものが実は合金だったことが判明することもよくあります。

ホールマークの歴史は4世紀頃までさかのぼれます。現代、私たちがよく目にするのはアンティークの特に銀製品で見るホールマークです。アンティークが好きな人なら、シルバーカトラリーやアクセサリーのホールマークは必ずチェックするでしょう。アンティークのシルバー製品といえばロンドンです。1300年、イングランド王エドワード一世によってスターリングシルバーは92.5%以上純銀でなくてはいけない、ゴールドは19.2ct(パリで決められた純度なので“touch of Paris”という)と決められました。その当時から、金属の検査を行っているのが、ロンドンのゴールドスミス・カンパニーです。

 

ゴールドスミス・フェア開催

ゴールドスミス・カンパニーは、1961年、「第1回 国際モダン・ジュエリー展」を開催し、1890年から1961年までの宝飾品が時代別に展示されました。以来、毎年秋、イギリスのコンテンポラリー・ジュエリーデザイナーやシルバースミスの作品を展示するフェアを開催しています。開催場所は、地下鉄セント・ポール駅から徒歩10分のゴールドスミス・ホール、今年2016年は9月27日〜10月9日に行われます。

ゴールドスミス・カンパニーは、貴金属(ゴールド、シルバー、プラチナ、パラジウム)を用いた製造、トレード、教育などの業務に携わり、1350年より収蔵しているアンティークからコンテンポラリージュエリー、オブジェを展示しています。ゴールドスミス・フェアの期間だけ公開されています。

www.goldsmithsfair.co.uk

Images All © The Goldsmiths’ Company.

外観拡大

内観拡大

Goldsmiths' Company / Photography by Rory Lindsay

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Jane Sarginson, Earrings, Floret Collection, 18ct gold with dark and white pearls peridots and diamonds / Photography by Richard Valencia

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Fei Liu, Green Tourmaline Beaded Necklace, with diamond feathers / Photography by Richard Valencia

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Tom Rucker, Earrings GEO.AURIGA laser welded structure in platinum & gold, yellow diamonds, turquoise / Photography by Richard Valencia