カルチャー&プレゼント 「ルーヴル美術館展 肖像芸術−人は人をどう表現してきたか」2018年5月30日 (水)~9月3日(月)、東京・六本木の国立新美術館

パリ・ルーヴル美術館の肖像芸術にフォーカスした展覧会

スマートフォンで 誰でも簡単に写真が撮れる時代になったことで、写真が身近 な存在になっています。日常のワンシーンから 記念日まで、なぜ人は写真を撮 るのでしょう。人間には自分が生きてきた証をずっと忘れずに残しておきた い、そんな欲求があるのかもしれません。

写真がなかった昔の人たちも、自分の姿を記念に残したいという思いは一緒で す。カメラが無いので画家に注文し、肖像画を描いてもらっていました。しか し、肖像画を頼めるのは貴族や上流階級の人々に限られていたのです。

肖像芸術に焦点を当てた展覧会、「ルーヴル美術館展 肖像芸術━人は人をどう 表現してきたか」が、 2018年5月30日(水)~9月3日(月)まで、東京・六本木の国 立新美術館にて開催されます。パリのルーヴル美術館が所蔵する全8部門、古 代オリエント美術、古代エジプト美術、古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美 術、イスラム美術、絵画、彫刻、美術工芸品、素描・版画の各部門を代表する 肖像の傑作、およそ110点が一堂に会します。

本展では、ルイ14世を初めとする歴代のフランス国王やマリー・アントワネッ トなど時の権力者たちの肖像画が展示されます。一番の見どころは、ナポレオ ンのコーナーです。当時ナポレオンは英雄性を高めるために肖像を作らせてい ました。「アルコレ橋のボナパルト(1796年11月17日) 」では、キリッとした 顔つきのナポレオンにじっと見入ってしまうでしょう。

また、16世紀ヴェネツィア派の巨匠ヴェロネーゼによる「美しきナーニ」は27 年ぶりの来日となります。ルネサンスの肖像画の中でも、最高傑作の一つとし てルーヴル美術館で大切にされてきた肖像画です。青いドレスの女性ですが、 どの位置から見ても、彼女と目を合わすことができないという 視線の描かれ方 が神秘的です。

ドレスの肩回りにつけられた飾りや、金のずっしりとしたベルト、両手にはめ られた指輪にも目がいきます。首には当時希少だった真珠のネックレスが光っ ています。中世の時代、真珠は富の象徴で貴族や富豪だけが手に入れられるも のでした。華やかな装飾品を身につけた貴婦人の優雅な生活ぶりに思いを馳せ ながら鑑賞してみてはい かがでしょうか。

Text=Machida Akemi

女性の肖像拡大

《女性の肖像》2世紀後半 エジプト、テーベ(?)出土 Photo © Musée du Louvre, Dist. RMN-Grand Palais / Georges Poncet /distributed by AMF- DNPartcom

アルコレ橋のボナパルト拡大

アントワーヌ=ジャン・グロ 《アルコレ橋のボナパルト(1796年11月17 日 ) 》 1796 年 Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Hervé Lewandowski /distributed by AMF-DNPartcom

国王の嗅ぎタバコ入れ拡大

セーヴル磁器製作所 《国王の嗅ぎタバコ入れ》1819-1820年 Photo © RMN- Grand Palais (musée du Louvre) / Droits réservés /distributed by AMF- DNPartcom マリー=ヴィクトワール・ジャ コト 《「国王の嗅ぎタバコ入れ」のためのミ ニアチュール48点》1818-1836年

ルーヴル美術館展 肖像芸術−人は人をどう表現してきたか

■会期 2018年5月30日(水)~9月3日(月) 10:00~18:00
金・土曜日は、6 月は20:00まで、7・8・9月は21:00まで(入場は閉館時間の30分前まで)
休館日は火曜日。※但し8月14日(火)は開館

■国立新美術館(東京・六本木)企画展示室1E

■観覧料(当日)
一般 1,600円 / 大学生 1,200円 / 高校生 800円 / 中学生以下無料

お問い合わせ
03-5777-8600(ハローダイヤル )

http://www.ntv.co.jp/louvre2018/

■巡回展 2018年9月22日(土)~2019年1月14日(月・祝)
大阪市立美術館

ヴィーナスとキューピッド拡大

レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン 《ヴィーナスとキューピッド》1657年頃 Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Tony Querrec /distributed by AMF-DNPartcom

美しきナーニ拡大

ヴェロネーゼ(本名パオロ・カリアーリ)《女性の肖像》、通称《美しきナーニ》 1560年頃 Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Michel Urtado /distributed by AMF-DNPartcom

PRESENT

抽選にて読者5組10名様に、東京・六本木  国立新美術館にて開催される
「ルーヴル美術館展 肖像芸術−人は人をどう表現してきたか」の観覧券(2枚セット)を
プレゼントします。

プレゼント応募条件:【キーワード】と【BJ EYEのアトリエN2の記事に関する感想】の2点です。
*感想はキーワード欄に続けてお書きください。

応募先:応募フォームより必要事項をご記入の上、ご応募ください。

締め切り:2018年5月21日(月)

招待券の発送をもって、当選者の発表とさせていただきます。

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