ブライダルジュエリー 一生ものだから失敗は許されない ブライダルリング Q&A Step2 / ダイヤモンドの性質

ダイヤモンドの話というと、たいてい最初に出てくるのは「4C」でしょう。ここでは少し視点を変えて、宝石店では語られることの少ないダイヤモンドの性質についてお話しましょう。

2nd Stepダイヤモンドの性質

Q ダイヤモンドは絶対傷つかない?

A そんなことはありません。確かに摩擦や引っかきキズには強いのですが、衝撃や曲げる力に弱いという性質も持ち合せています。指輪をはずしてバッグにむきだしのままポンっと入れておいたら傷がついてしまったり、宝石箱に保管していたら、他の宝石と接触して、接触したほうの宝石に傷がついてしまったりすることもあります。ジュエリー全般に言えることですが、ジュエリーは乱暴に扱わない、保管する際にはジュエリー同士が当たらないようにすることが大切です。

Q ダイヤモンドは白だけではないの?

A  ダイヤモンドにはさまざまな色があります。中でもレッド、グリーン、パープル、オレンジ、ブルー、バイオレットはファンシーカラーと呼ばれ、品質のよいものは白よりも高額で取引され、資産価値の高いものもあります。イエローやブラウン、ブラックは、その色によって価値が決まります。最近市場に出回っている安価なブラックは、大抵人工的に着色したもの。ファッションジュエリーの遊びとして取り入れるならともかく、ブライダルは天然、高品質にこだわりたいもの。どうしてもというなら、アクセントのメレ使いくらいにとどめておきましょう。

Q トリーテッドって何?

A 英語の「treated=処理された」という意味で、宝石に加熱処理や薬剤をしみこませて色を変化させること。ダイヤモンドの場合放射線照射により、ブルー、グリーン、イエローに変化、最近ではピンクやブラックも多く見られるようになりました。価格はナチュラルカラーのものと比べて格段に求めやすく、「トリーテッド・ダイヤ」とか「処理ダイヤ」というように明記されています。エンゲージにカラーダイヤを希望する場合、天然ものか処理されたものなのかをチェックし、自分の納得のいくものを選びたいものです。

 Text=Muramatsu Chihiro

ヨーロッパではイニシャルが入ったもの、イエローゴールドのタイプ、フラワーモチーフなど、個性的なダイヤモンドリングがエンゲージに選ばれています。「少しデザインがTOO MUCHかな?」と思っても、一目で気に入ったリングは、案外飽きないものです。

写真上から

LORIS PARIS

VAN GELDER SUMBA
www.vangeldercreation.com/

KORLOFF
https://www.korloff.fr/en

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