BJ EYE Nihombashi Mitsukoshi /「第20回三越ワールドウオッチフェア」、「日本のアートジュエリー」展

Nihombashi Mitsukoshi /「第20回三越ワールドウオッチフェア」、「日本のアートジュエリー」展

三越日本橋本店で8月16日(水)— 28日(月)まで開催される「三越ワールドウオッチフェア」は、今回で20回目。Watch Loverにははずせないイベントです。

2大時計フェア「ジュネーブサロン」「バーゼルワールド」などで発表された新作をはじめ、50以上のブランドがラインナップ。その開催の前日15日(火)、プレスプレビューが行われ、ゲストに元陸上選手でスポーツ解説者・千葉真子さんが登場。インタビューの中で印象的だったのは、この8月に開催された「世界陸上ロンドン」の競歩で日本の選手が銀・銅のメダルに輝いたことに触れ、「10年前の日本の陸上界では考えられなかった。技術の継承により得られた成果」というコメント。

「技術の継承」は、すべての仕事に共通し、もちろん今回のテーマ、一堂に展示されたウォッチは技術力の結晶です。

技術ばかりでなく、ファッション性、美術品的価値など、多様なアスペクトをそなえたウォッチは、ウォッチに詳しくなくても楽しめます。

【出品ブランド】IWC、アーノルド&サン、A.ランゲ&ゾーネ、アントワーヌ・プレジウソ、ヴァシュロン・コンスタンタン、オメガ、オリス、カルティエ、グラスヒュッテ・オリジナル、グランドセイコー、クリスチャン・ヴァン・ダー・クラウ、クレドール、Gc、シチズン、ジャガー・ルクルト、ショパール、ジラール・ぺルゴ、スピーク・マリン、スワロフスキー、セイコーアストロン、セイコークロック、ゼニス、センチュリー、ドゥ・グリソゴノ、ノモス・グラスヒュッテ、バックス&ストラウス、パテック フィリップ、ハリー・ウィンストン、ピアジェ、ブライトリング、フランク ミュラー、ブルガリ、ブレゲ、フレデリック・コンスタント、ベダ&カンパニー、ブランパン、ボーム&メルシエ、ミナセ、モーリス・ラクロア、モリッツ・グロスマン、モンブラン、ユンハンス、ラドー、ラルフローレン、リズム時計、ロジェ・デュブイ、ロマン ジェローム、ロレックス、ロンジン他

2017年 8月16日(水)— 28日(月)本館7階 催事会場

休業日:8月22日(火)

日本橋三越本店「日本のアートジュエリー展」を観て

2017年8月9日(水)— 14日(月)、日本橋三越本店で、日本の美意識と技術力を競い合う17ジュエラーを展示した「日本のアートジュエリー展」が開催されました。

通常の店頭ではなかなか目にすることのできない一点もの、動植物を描いた愛らしく緻密なデザイン、抽象的な造形、七宝、蒔絵、螺鈿、漆といった伝統技法、手彫り技術など、実にいろいろなデザインと技法のジュエリーが揃い、来場者の目を楽しませていました。

また、会場で開催された日本宝飾クラフト学院理事長・露木宏氏の講演、学生の作品展示、制作体験といったイベントはジュエリーに親しむ良いきっかけ作りになっていました。

【出品ジュエラー】

NOBUKO ISHIKAWA、三木稔、村松司、中嶋邦夫、SHUDO、PIQUE、大倉堂、舟串盛雄、三谷紘史、今井繁、永山真維子、ジャルダン プランタニエ、川田紀夫、村橋真美、HIROUMI、永坂景子、ジュエリークレスト

日本のジュエリーは、日本人の感性、日本の伝統的な金工や装飾技術、明治期から段階的に日本に普及した西洋文化、それに伴い輸入された西洋のジュエリーに用いられている技術の融合によって生み出されています。

日本の宝飾企業、デザイナー、クラフトマンが日本の技術を採用し、日本を意識したジュエリーを作り出したのは2000年代に入ってから。それ以前はジュエリーといえば、海外ブランドや西洋式のデザインが主体だったので、日本のジュエリー界は一つの転換期を迎えたと言えます。

ファッションの流れは、今日、世界共通ですが、街を歩いている人々(特に女性)のコーディネートを眺めると、流行のアイテムを取り入れていても、国それぞれ着こなし方が違うことがわかります。ライフスタイル、空の色、風景、メンタリティなど、さまざまな要因で、色の選び方やシェイプに、顕著に違いが現れています。ジュエリーにも同じことが言えるでしょう。

多忙な女性が増え、ファッションはカジュアルに、ジュエリーはシンプルで着脱しやすいものが人気です。しかし、それと並行して、最大限に女らしさを楽しむデコラティブなハイジュエリーも欧米では脚光を浴びています。

なぜ、脚光を浴びるのでしょうか。

私が思うには、女性の生活が多忙になり、パンツスタイルやラクな服で朝から晩まで動き回っている反動で、かえって、日常を忘れ、女性に戻れる時間が欲しくなっているのです。それは優雅なファッションであり、ジュエリーです。この夏は、レースやバルーンスリーブが大流行しています。女性らしさへの回帰に他なりません。

欧米の暮らしには、TPOという価値観がきっちり残っています。デイタイムに、イヴニングに、ファッションとジュエリーを着替えるのは当然のこと。日本でも最近ドレスコードを求められるレセプション、パーティが増えてきましたが、ライフスタイルにメリハリをつけ、楽しむという意味で広まってほしい習慣です。

Text= Watanabe Ikuko

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