注目ブランド MIKIMOTO ミキモト/真珠発明125周年を記念した「YAGURUMA」の第二弾が発売

昭和時代の「矢車」を新たな切り口でデザイン

パールネックレスは40代、50代……と年を重ねるごとに似合ってくるように思います。さまざまな経験を積んで魅力が増した女性を、より一層輝かせてくれるのが真珠のジュエリーです。また真珠には不思議なパワーがあります。大事な日にスーツを着てパールをつけると緊張する場面でも自信が湧いたり、すっと姿勢が良くなって歩き方まで変わってくる気がします。

今はおしゃれに欠かせない真珠ですが、昔、真珠は貴族やほんの一握りの富裕層だけのもので、一般女性は真珠を見たこともないという人がほとんどでした。そんな富の象徴だった真珠が多くの女性に広まったのは、ミキモトの創業者、御木本幸吉が1893 (明治26) 年、真珠の養殖に成功したからと言えます。

御木本幸吉はヨーロッパに技術者を派遣して西洋のジュエリーを研究し、日本の技術と西洋のデザインの融合を目指した作品を完成させます。パリ万博(昭和12年)に出品された帯留「矢車」は、ダイヤモンドやエメラルド、サファイアに加え、つやつやの真珠が中央に1個、左右に20個ずつ、びっしりと隙間なく埋め込まれています。分解するとリングや髪飾りなど12通りに変化し、その大胆な発想と当時の技術力の高さに驚かされます。

御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功してから125年を迎えるのを記念して、2018年1月に「YAGURUMA」コレクションのペンダントやベルトなどが発売され、続いて3月1日にも新作が発売されます。

7連のネックレスは、一番目に留まる位置に「矢車」のメインとなるモチーフが付いています。赤から白へとグラデーションに配置したコンクパールのジュエリーも印象的です。きっちりとした線のアールデコ調の「矢車」のモチーフは、スタイリッシュな中にも可憐な美しさが感じられます。

Text=Machida Akemi

上から

帯留「矢車」(ミキモト真珠博物館蔵): 1937 (昭和12) 年のパリ万博に出品され、喝采を浴びたジュエリー。12通りの使い分けができる多機能ジュエリーとしても当時話題となった。

ジュエリーコレクション「YAGURUMA」
2018年3月1日発売

ネックレス
K18WG・白蝶真珠・黒蝶真珠・アコヤ真珠・ダイヤモンド。¥15,000,000

ピアス
K18WG・アコヤ真珠・ダイヤモンド。¥5,000,000

ネックレス
K18WG・アコヤ真珠・ダイヤモンド・クオーツ・白蝶貝。¥16,000,000

K18WG・コンクパール・アコヤ真珠・サファイア・ダイヤモンド。
ネックレス。¥23,000,000
ピアス。¥3,600,000
ブレスレット。¥8,400,000

※すべて税抜き

www.mikimoto.com

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帯留「矢車」